2007年05月30日

フラガール

映画賞を取ったりしてめっちゃ評判がよかってんけど、どうもイマイチ信用でけへんかったから半額レンタルで借りて見た。
ええやんか、これ。
ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』のように、フラダンス素人たちがうまくなっていくだけのサクセスストーリーかと思ってたけど、それにうまくプラスアルファされてたと思う。
それは彼女たち(フラガール)にとってダンスが”仕事”であり、”生きていくこと”だったこと。
真剣味というか切実さが良かったと思うねん。
単なるお涙頂戴になりそうなしずちゃんの父親のシーン。
ダンスを遊びでやってないと見えてきたら泣けてもた。親の死に目にあわれへんのは最大の親不孝やけど、仕事に生きる、ここで頑張らないと未来がないという強い思いが伝わってきて泣けてもた。
きっと炭鉱夫のオッサンたちもそうやって生きてきたんやと思う。それが女性になっただけ。見た目は笑って楽しそうに見えるダンスも、キツイキツイ炭鉱の仕事と同じ。仕事なんやから私生活を犠牲にするこもある。心はボロボロでも顔は笑顔で踊らなあかん。実話だけに余計に重く突き刺さってきたわ。
蒼井の親友が高校に行ってなくて家の面倒見てたり、新しい炭鉱を求めて夕張に行ったり、落盤事故があって家族が死んだり、そんな過酷な人生の中で懸命に自分で考えて自分で生活しようとする人たち。
背景を考えただけで涙の量が増えた。
最後は、圧巻のダンスシーン。すごい。すごすぎ。
ダンスシーンでここまでゾクゾクきたのは初めてかもしれへん。


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2007年05月29日

カオス

警察の動きをよく知る銀行強盗と、2人の刑事の攻防を描くクライムサスペンス
二転三転するストーリー。一気にあっと驚く結末に向う。
と、宣伝文句にあったような気がするけど、ちょっと小粒かな。
おもしろくないことはないねんけど、そうやったんや!!!とも驚かない。ちょぼちょぼサスペンス。


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2007年05月28日

シークレットウインドウ

スティーブン・キング原作、ジョニー・デップ主演のサスペンス
ただいまノリに乗ってるデップ師匠。
湖のほとりに1人で住む小説家のデップ師匠の元に、「俺の小説を盗作したな」とやってくる謎の男。
この謎のオッサンが盗作ぐらいで、無茶苦茶しよる。盗作だけやろー。やりすぎやん。行動が行き過ぎやねん。
ほんでこのオッサンは誰やねん?目的は何やねん!
謎解きサスペンスとして多少ハラハラさせてくれるねんけど、ちょっとガッカリのオチ。何か弱いねん。
スティーブン・キング&ジョニー・デップにしては、インパクト弱い。
神経質で気弱な小説家なのに、ジョニー・デップが演じたらめっちゃ奇妙で怪しい。そこからしてちょっと失敗だったかも。
デップ師匠は、最初からキレまくりの個性的な役の方がええな。


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2007年05月27日

理由

宮部みゆき原作『理由』の映画化。監督は大林宣彦。
荒川一家殺人事件をいろんな証人の証言をレポート風で紹介しながら謎が解けていくサスペンス
これ原作のこと全然知らんねんけど、どうなん?
原作の言いたいことってこれ?
まず長いねん!2時間40分。最初は、証言をつながていくスタイルが斬新で興味がわいて見れるねんけど、段々飽きてくるねん。
ほんでタイトルにもなってる殺人の『理由』、殺人者の周りの生活の実態などが出てくるねんけど、言いたいことがどこにあるのかわからん、わからん。
この監督の『ふたり』でも思ったけど無駄なシーンが多い。いらんシーンはカットして2時間切れや。
殺害された4人の一家が実は偽装一家やねん。それをメインに何で偽装なのか、なぜ家族を求めたかとか、いろんな背景を映していくならそれでええねん。でもそこはちびっとやねん。
大体偽装一家が出てくる前から、偽装やとわかるし。何で偽装してるかもわかってる。その一家は犯罪を犯してるねんけど、なんぼ理由があったって犯罪者やん。犯罪でも理由があるから考えてやってくれって?そういうこと?そんな風に思えへん。
自分が見て、何でそんな行動するの?ってヤツが多い。そんなヤツが心が病んでるとか言われても知るかい!って思う。
高級マンションの部屋を他人に占有させるアホ親の息子が、占有されたマンションに住む。それも占有してる偽装家族に本物の家族を見る。そんなことありえるか?頭イカれてるやん。
後、男に裏切られたけど赤ちゃん連れて会いに行くアホ女。ほんでキレた男から必死に赤ちゃんを守ろうとする女。夜中で大雨の中、赤ちゃんを連れていくおまえがアホじゃ。どっか基準がおかしいねん。
ほんで最後の方でこういう犯人の悲しい過去とか悩んでる人が世の中に多いとかいうメッセージ。何が言いたいねん。何を甘えてるねんって言いたいわ。
殺人事件の謎解き映画なら、サスペンスにのみ重点を置いてくれ。
そういう社会的メッセージは違うドラマでやってくれ。
はームカツク。


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2007年05月08日

即興ドラマ『つかじの無我 12人の証言者』

WOWOWで毎週火曜23時から放送中の即興ドラマ『つかじの無我 12人の証言者』。
お笑い芸人ドランクドラゴン・塚地主演。
アパートで起こった隣人騒音殺人事件を調査するために殺人があった部屋に住みはじめたルポライター塚地。
1年かけて調査しようやく真犯人が見つかったと思ったら、調査にかけた1年の記憶を無くしてしまう。
その記憶を無くした塚地のアパートにやってくる怪しげな人たち。
塚地は記憶を無くしたことを隠し、来客に事件のことをそれとなく聞いていく。
来客の中に犯人がいるかもしれない・・・。
毎回ゲストが1人やってきて即興で塚地とやりとりする。
事件のことを勝手にいろいろ小出しにしていくゲストたち。
1回目の内容にあわせて次の回のゲストが推理小説の謎解きっぽくいろいろ言っていく。
即興でやって無理矢理の展開であるのになぜか話の辻褄が何となくあってくる。
コトコトスープを煮込むようなスローな感じで面白さが伝わってくる。
インパクトでいけば第2回のサトエリがすごかった。塚地といっしょに驚いてしまった。
第3回の生瀬勝久の回をすごく期待してたけど、爆発はなかった。そこが残念。
さて明日の夜は第6回の放送。
ここまでのストーリーはWOWOWのHPでチェックしよう。
12回あるからまだ間に合うよ。
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2007年05月07日

ちょんまげ八百八町

『ちょんまげ八百八町』(ペリー萩野)

時代劇好きの著者が、数ある時代劇の中からチョイスした作品をおもしろおかしくマジメに解説しえてゃるこの本。
ちょうど自分が見てた時期と重なるから、なつかしーってな感じでおもしろかった。
個人的には、もう少しでマニアックなおちゃらけなコメントが多ければと思う。
これ読んで思い出したのが石坂浩二黄門様(第4代)。この記憶がないねんなあ。本を読むとかなり変わった黄門様だったらしい。

□個人的キャスト□
水戸黄門ファミリー/東野英治郎、里見浩太郎、横内正
必殺シリーズ/藤田まこと三田村邦彦、中条きよし
遠山の金さん/杉良太郎


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2007年05月05日

コーヒー&シガレッツ

ジム・ジャームッシュ監督が18年かけて撮りためたコーヒーとタバコをテーマにした11本の短編映画集。
出ている人は監督の友人とかばかり。何か好意で集まって趣味で撮ったって感じの軽めの作品。
コーヒー飲みながらタバコを吸ってたわいのない話をするだけ。
ニヤニヤしてしまうゆるーいユーモアが心地いい作品。
特にケイト・ブランシェットの回と(うまいわ、この人)、それと『スパイダーマン2』で悪役やってたオッサンの回が好き。


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2007年05月03日

不肖・宮嶋流 戦争映画の正しい観方

『私の異常な愛情 不肖・宮嶋流 戦争映画の正しい観方』(宮嶋茂樹)

数ヶ月前の『情熱大陸』に出ていた報道カメラマン不肖・宮嶋。
戦場にもたくさん行きまくって写真を撮ってはる。
そんな人が戦争映画を独特の視点で書いてあるこの本。
写真もええねんけど、この人自身がおもろい。本音で生きてるというか。かなり右寄りではあるけれど、思い切りの良さが気持ちいい。
この本でも普通の映画評論家では絶対書けないような文章になってる。武器の描写が尋常ではなく詳しい。それと高飛車な文章がたまらん。
興味ある人はどうぞ。


posted by さくぞー at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする